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『ハブテトル ハブテトラン』中島京子著 広島本紹介第2弾!

こんにちはaiです。

よっさんから始まった、安芸ん堂の広島本紹介リレー、第二回目はaiが担当します。
(2018秋から始まったこのリレーやっとたすきがつながりました~)

aiは、探偵ミステリーや、イヤミス(読んだあとイヤーな気持ちになるミステリー)、猟奇的殺人などの基本物騒な本を選びます。その物騒な本をメインに、ビジネス書やノンフィクションの手記などを併読するのがaiスタイル。メインの本をできるだけ長く楽しむために、全く世界が違う話の本を同時期に読み、気分を変えながら読書をします。(読み散らかすとも言いますが・・・)

最近、泣ける本や、心が温まる本、読後幸福感に浸れる本も好きになりました。死人が出なくても満足できるなんて、私も人間ができてきたもんだと感じる今日この頃です。
さて、そんなaiが今回紹介するのは、愉快な心温まる本。第1回広島本屋大賞を受賞した『ハブテトル ハブテトラン』中島京子著です。

『ハブテトル ハブテトラン』の概要

不登校になってしまった、小学5年生の大輔(東京在住)は、2学期の間だけ、母の故郷松永(広島県福山市)の小学校に通うことになりました。 母親は大輔に、「留学みたいなものよ」と事もなげに送り出します。広島空港から物語が始まり、大胆不敵な大人や友達とドタバタの毎日を送ります。そのうち大輔は決着をつけたい「あること」に気づきます。そこで自転車でしまなみ海道を渡る計画をたてますが、さてどうなることやら・・・

児童文学のジャンルなので小学生でも読みやすいよう工夫されていますが、大人でも充分楽しめます。普段ミステリーばかり読んでいるaiは、幸せできらきらしている安全な世界の話が苦手なハズなんですが、小学生の大輔の語りがなかなかドライでおもしろく、引き込まれてしまいます。aiの家には来年小学生になる子どもがいます。子どもが学校に通うのが辛くなってしまったら、親としてどうするか・・・そんな不安を漠然と抱いていましたが、この本の「ママ」のように、明るく、おかしく、自分らしくやっていけばいいんだと励まされます。母親は出版社勤務で忙しく働くワーキングママ。母親として共感する部分も多いです。主人公の大輔にがんばれ~とエールを送りつつ、この物語をいつの間にか母親目線で読んでいる自分に気が付きました。

物語の展開も後半に行くにつれヒートアップしてきます。詳細はどうぞ読んでお楽しみください。ここからは、この本の楽しみどころをピックアップしていきます。

「ハブテトル ハブテトラン」は呪文じゃなくて広島弁

この物語には、ネイティブな広島弁(備後弁)がたくさん出てきます。備後弁は広島の東部(福山、鞆)で使われます。一方aiが住んでいる西部は安芸弁で、一般的に安芸弁が広島弁と呼ばれています。備後弁は広島弁に比べ、少し岡山よりのイントネーションです。この微妙な違いは、広島県人ならあ~わかる~と共感できるあるあるネタ。東京からやって来た大輔は、かなりアクの強い備後弁に苦労しながらも、小学生なりに理解しています。その様子が広島人としてはおもしろく、ほほえましいのです。

<備後弁>語尾に「みゃー」「ばぁ」が特徴
はぶてる=いじける、拗ねる
おみゃあ=お前
ありゃあ=あれは
でゃーすけ=だいすけ(主人公の名前)
ぼーれぇー=すごい

というわけで本の題名である『ハブテトル ハブテトラン』は魔法の呪文ではなく広島弁です。「はぶてる」という言葉は守備範囲が広く、広島県・岡山県 ・山口県 ・九州の一部などでも通じる方言だと言われています。
他県の人からしたらネイティブでゴリゴリの広島弁は、呪文のように見えているのだろうなぁ・・・

実在するプリントップという食べ物!

この物語で重要なキーワードである、「プリントップ」。子どもから大人まで多くの登場人物がプリントップについて言及します。寒天ゼリーやらフルーツやらの上にプリンが乗っているスイーツで、プリン・ア・ラ・モードとは全然別の食べ物だとのこと。「プリントップはオトナの味」「やみつきになるんよねぇ」「ここのは自家製ソフトクリームなんよ」「プリンがふるふるで~」云々。もうね、この本を読んでいたら、食べたくて食べたくてしょうがなくなるんですよ~。なのでaiはダメもとでプリントップをググってみました。すると福山市松永に実在しました!プリントップ!しかも本に出てくる「喫茶 ルナ」!行きたい~食べたい~

安芸ん堂ブログメンバーよんは、福山出身です。ちょうどいいのでこの「喫茶 ルナ」について、聞いてみました。

(ai)
ねぇねぇ松永にある「喫茶 ルナ」っていうお店の「プリントップ」って知ってる?
本に出てくるんだけど・・・

(よん)
えっ?本に出てるんですかあの喫茶店!
実家が松永の隣の神村町なんですけどよく知ってます!
地元では有名ですよ。

(ai)
(おッ?なんかよんがキャピキャピしてるなぁ・・・)

プリントップってどんな味?

(よん)
美味しいですよ〜手作りプリンは濃厚でアイスと一緒に食べると格別ですね。
下のほうがフルーツやゼリーで敷き詰められてて濃厚なんですけど後味さっぱり。
けっこう大きいんですけどペロっといけますよ。個人的には最後の方にあるゼリーも好きです。
久しく食べてないので食べたくなってきました。今度帰省したら行ってみます!

あれ?よんってこんなにスイーツ好きだったっけ?しかもけっこう熱く語ってる…いつもはクールなオトナの男を魅了する「プリントップ」恐るべし。

関連ランキング:コーヒー専門店 | 松永駅東尾道駅

 

ローカルネタも広島人の心をつかむ

その他にも実在するお店がでてきます。大行列で有名な尾道ラーメンの「朱華園」。松永の支店はそれほど混んでいないから地元の人は本店ではなく松永の支店へ行くという、超ローカルネタにも注目してしまいます。

さらにこの物語に出てくる、ボロいけれど美味しいお好み焼き屋さんは一体どこなんだろうと探したくなります。(お好み焼き屋さんはフィクションだと思いますが、広島の田舎にいかにもありそうな愛すべきお店です)

 

文学賞を多数受賞する人気小説家

と、充分物語を楽しんだaiは、我に返りました。この作家さんってすごいなぁと。
小学生に読ませたい内容で、ものすごく読みやすい文章だったので児童文学の専門の作家さんなのかな~と思って著者を見たら、文学賞を多数受賞する実力派の小説家でした。(広島弁の題名とかわいい表紙だけで選んだので肝心の著者を見てなかった・・・)

<プロフィール>
中島京子(なかじまきょうこ)さんは1964年生まれ、東京都出身。日本語学校、出版社での勤務ののち、1996年に渡米。その後1997年に帰国し、フリーライターとして活動。2003年に『FUTON』で小説家としてデビューした後、2010年には『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞、『妻が椎茸だったころ』(何この面白そうなタイトル)で第42回泉鏡花文学賞、その他多くの文学書を受賞する人気作家さんです。

aiは気に入った作家の本は全部読む性分。殺人事件だらけの本棚に中島京子ゾーンが出来るのも時間の問題でしょう。

 


『ハブテトル ハブテトラン』
中島京子(なかじまきょうこ)

サイズ 194mm x 134mm
ページ 251ページ
本種類 単行本
種 類 小説・文芸
定 価 1,512円(本体1,400円)
出版社 ポプラ社
ISBN 978-4-591-10712-6

さあ、やっとつながった広島紹介本リレー。たすきはどこへ行くのか!?次回もお楽しみに!

瀬戸内の恵がギュギュッとつまった『真鯛の浜焼』販売開始!

みなさん、こんにちは。ひまごんです。

今年の夏も暑かったですねぇ。
まだまだ続きそうな残暑に勘弁してほしい・・・と思っていたら、なんだか夜風は少し涼しく感じるようになってきたような?
このまま穏やかに秋になってくれたらいいのになぁと思う今日このごろです。

さて、そんな猛暑だった8月某日、ひまごんは社長とaiと一緒に福山市のとある会社へお邪魔してきました。
そこにはとっても豪華で美味しいものがありましたよ。

天然鯛をまるごと一匹!真鯛の浜焼

この日ひまごんたちが訪れたのはココ。

株式会社福山中央水産
福山地方卸売市場内にあり、豊かな瀬戸内海産の魚を加工・販売している会社です。
なぜココへ来たのか?それはコレ!

天然の真鯛をまるごと一匹使って作られる、真鯛の浜焼の製造工程を見せてもらうためなのです。
この豪華な浜焼を安芸ん堂の商品ラインナップに加えるべく、いざ取材です!

江戸時代から続く伝統の名産品

製造工程を見せてもらう前に、まずは鯛の浜焼のことについて教えてもらいました。

「真鯛の浜焼」について丁寧に説明して頂いた笹田社長

そのお話によると、なんと、鯛の浜焼は江戸時代には作られていたのです。
その昔、福山市がまだ福山藩と呼ばれていた頃、参勤交代の際の土産品として、江戸へ持ち込むために作られたのが鯛の浜焼の始まりだそうです。
現代とは違い、何日もかかる道中、江戸まで腐らせずに鯛を運ぶには最適の方法だったのかもしれませんね。
美味しいものの前では、人は今も昔も変わらないはず。江戸のお殿様もさぞ喜んだことでしょう。

豊かな瀬戸内海の恵みを凝縮!?

瀬戸内の天然真鯛

瀬戸内海といえば、言わずと知れたお魚の宝庫ですが、なぜ、瀬戸内の魚は美味しいのか知っていますか?
なんと、瀬戸内海は世界的に見ても稀なほど、美味しい魚が育つ環境なのだそうです。
大きな干満差から生み出される強い潮流によって海底の養分が常に巻き上げられ、良質のプランクトンが育ちます。そのプランクトンを食べ、流れの速い海の中を力強く泳いで育つ魚が美味しくないわけがありません。
そんな中でも瀬戸内の鯛は全国的にも「美味しい」と有名な一品なのです。
福山中央水産で作られる浜焼には、この瀬戸内海産の天然真鯛のみが使われます。

桜鯛の魅力

一年中美味しい瀬戸内の鯛ですが、その中でも最も美味しいとされるのが4月~5月。
瀬戸内に桜の花が咲き、美しい島々の周辺に産卵場所をを求めて魚たちが集まるこの時期。「魚島季節(うおじまどき)」と言われ、この時期に穫れる鯛は「桜鯛」と呼ばれ、一年で最も脂がのって身がしまった極上の鯛なのです。
もちろん「真鯛の浜焼」も、この時期だけは「桜鯛の浜焼」となり、お祝いの席を彩ります。

海人の藻塩

もう一つ忘れてはいけないのが、鯛の浜焼にはかかせない「塩」。
瀬戸内海に浮かぶ上蒲刈島では、日本の塩作りの原点とも呼ばれる製法「藻塩焼き」が盛んに行われていました。
その古代の製法を現代に蘇らせて生まれた「海人の藻塩(あまびとのもしお)」(製造:蒲刈物産株式会社)は、こちらも「美味しい」と大人気の塩です。ネット販売もされているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。これも瀬戸内海の恵みの一つです。
「海人の藻塩(あまびとのもしお)」蒲刈物産株式会社

瀬戸内海でとれた天然真鯛藻塩
この2つを贅沢に使って作られる「真鯛の浜焼」は、まさに瀬戸内海の恵みを凝縮したと言っても過言ではないのではないでしょうか。

製造工程の見学へ

浜焼についてのお話を聞き、知識を得たところで、製造工程の見学のため福山地方卸売市場から車で5分ほどのところにある加工事業部へ移動します。

「こちらです」と案内された部屋の中では、作業服に身を包んだ社員さんが、テキパキと魚を捌いています。

そこへカメラを抱えて潜入です。「お邪魔しま~す!」
すると奥から出てきましたよ。

50cmを超える鯛がドーンと登場しました。ついつい「でかっ!」と口をついて出てきてしまう程のサイズです。
すでに前日から仕込みをされた鯛は、内臓を出され、塩を塗られ、もう後は美味しく焼かれるのを待つだけといった状態です。
その鯛を抱え、隣の部屋へ。
そこに待っていたのがこの機械。

見た目はコンパクトな機械ですが、これ1台で焼いたり蒸したり、コンピュータ制御でやってくれるという代物。
この機械で鯛を蒸し焼きにしていきます。
とは言え、鯛の大きさはそれぞれ違います。どうやって焼き時間を決めるの?と思っていたら、何やら鯛にプスッと差し込みました。

「これで芯温を計ります」とのこと。
どうやら差し込まれたのは温度計。この温度計で、鯛の芯温(中心部の温度)が60度になるように焼いていくそうです。
これぞコンピュータ制御のなせる技。これなら失敗なく、いつでも美味しい浜焼きが出来上がります。
「このサイズなら15分~20分程度で焼きあがるでしょう」とのことなので、それまで待たせてもらうことに。

待っている間、再び浜焼についてのお話を聞かせてもらいました。
古くは塩釜の要領で蒸し焼きにしたそうなんですが、職人さんの勘と腕に頼っていた部分が大きく、手間もかかるため、少しずつ浜焼を作る会社も少なくなってしまったそうです。
そこで、機械を使い、職人さん任せだった部分をコンピュータに任せることで、伝統の味を損なわないよう守り続けているんですね。
と、そんな話をしていたらあっという間に時間が経ち、焼き上がりの時間に。

美味しそう・・・。何ならこの温かいまま食べたい・・・。
そんな心の声を知ってか知らずか、無情にも「このまま2~3時間冷蔵庫で冷やしますね。」と告げられ、鯛とは暫しのお別れ。

鯛を冷ます間、「福山自動車時計博物館」へ。
大いに楽しんだ見学の様子は、aiのブログ
のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!福山自動車時計博物館」で紹介していますよ。

梱包もこだわりの素材で

さて、博物館で存分に楽しんで戻ってきた私たちは、最後の仕上げ、梱包の様子を見せてもらうことに。
まずは、藁で包んでいきます。

この藁にもこだわっています。無農薬・有機栽培農法でお米を作っている石川県の農家さんから仕入れているそうです。鯛を直接包むものですが、無農薬なので安心ですね。
すっかり藁で包まれた鯛をさらに梱包していきます。

水分が出ないよう、紙で包み、

桐の板で挟んでいきます。
この板にももちろんこだわりが。
本来、浜焼は「伝八笠」に包まれるというのが伝統の形でした。
しかし、その伝八笠が原料資源の入手困難や後継者不足などで製造中止となり、調達することができなくなってしまいました。
そこで、これまでのイメージを損なわない形での代替え品として、桐材を使うことになったのです。福山の名産品である「桐の箱」の桐材を伝八笠風に加工したものを、地元の桐箱製造会社と一緒に作り、新しい形が生み出されました。

ヒバの葉を差し込めば彩りも豊かになりますね。
最後に段ボールの型に入れれば出来上がりです。
※現在は食品衛生の観点から、藁・ヒバの葉を使った包装は行っておりません。(真空パックした鯛を木箱に入れる形でのお届けとなります。)

これにてひまごんたちの取材も無事終了。
今回はご厚意で、この立派な浜焼をいただけることに。
「ありがとうございます!!」
できたての「真鯛の浜焼」を抱え、ホクホクで帰路につく3人。
このあと、冷蔵庫に入らない問題に頭を抱えるのは、また別のお話・・・。

社内で試食会を開催しました

せっかくいただいた立派な鯛。これはみんなで食べるしかない!ということで、社内で試食会を開催することに。
と、その前に・・・。カメラマンのよんを召喚して撮影会です。
いつものごとくaiからは「風合い良く撮っといてね~」とのお達し。
よんの腕の見せどころです。

おぉ~。なかなかの迫力。
もちろんサイズも計ってみました。今回いただいたものは51cm。
確か「このくらいのサイズが一番美味しい」と笹田社長もおっしゃっていたはず。
期待に胸を膨らませながらほぐしていきますよ。

おいしそう~~。
きれいな白身はとっても肉厚で、一度箸を入れただけでは骨までたどり着かないほど。
撮影も終え、一心不乱に鯛の身をほぐすひまごん。
途中ちょこっとだけつまみ食いしたのは、ひまごんとよんだけの秘密です。

昼休憩になり、箸と器をもってみんなが集まってきました。
まずは鯛を見て「でかっ!」とお決まりのリアクションをとり、実食。
「おいし~」「塩加減がちょうどいい!」「ふっくらしてますね~」など、口々に感想を言いながら試食をしていきます。
大胆にもお弁当のご飯の上に乗せて、簡易的な鯛めしを作る強者も現れるほど。

すっかり身を食べて、頭・しっぽ・骨・皮だけになってしまいました。
それでもこれで終わりではないのです。ここからお吸い物に変身ですよ!
残った頭や骨をお鍋で煮込んでいきます。
そうすると鯛の出汁が出て、部屋にはいい匂いが立ち込めます。
ザルとキッチンぺーパーを使って濾したら、なんとも濃厚なだし汁が。
鯛の出汁と藻塩のお陰で十分美味しいので、あとはお酒を少し足しただけ。
少しだけ残しておいた鯛の身と、豆腐、三つ葉を入れてできあがりです。
余すところなく、美味しくいただきました。

ごちそうさまでした!

「真鯛の浜焼」安芸ん堂で販売開始します!

この度、この「真鯛の浜焼」を安芸ん堂で販売することになりました~!

鯛の尾頭付き。日本人にとって、この響きにはどこか特別感がつきまといます。
少々高級なこの商品ですが、お祝いの席や、特別な日の贈答品には非常に喜ばれるものです。
しかも、指定の日に合わせての製造・発送なので、本当に美味しく食べてもらうことができるんです。

敬老の日のお祝いに

9月18日は敬老の日
おじいちゃん・おばあちゃんを敬い、長寿を祝う。
そんな日に家族で囲む祝いの席は「真鯛の浜焼」はピッタリ。
年に1度の敬老の日、少しだけ奮発して、おじいちゃん・おばあちゃんを喜ばせてみるのも良いのではないでしょうか?
きっと美味しくて、家族じゅうが幸せな笑顔になりますよ。

「真鯛の浜焼」ご注文は → コチラ

商 品 名   価格(税込・送料別) 大きさ
真鯛の浜焼(中) 4人前 15,120円 約40~45cm 約1.0kg
真鯛の浜焼(大) 6人前 20,520円 約45~50cm 約1.5kg
真鯛の浜焼(特大)8人前 25,920円 約65~70cm 約2.0kg

●内容/真鯛の浜焼、天然塩『海人の藻塩』少量パック
●賞味期限/製造・加工日より5日
●保存方法/要冷蔵
※保存料・化学調味料・着色料等不使用

のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!福山自動車時計博物館

こんにちはaiです。

夏休みですね~
どこかに遊びに行きたいなぁ・・・
そんなあなたへおすすめなのは
博物館巡り。

今回は一風変わった私立博物館
「福山自動車時計博物館」を紹介します!

 

レトロ感あふれる福山自動車時計博物館

今回aiはお仕事でひまごんと社長と福山に来ていました。その合間に少し時間が空いたので何やらおもしろそうなこの福山自動車時計博物館へやって来たというわけです。

外観からして昭和感があふれています。aiは古き良き昭和レトロが大好きなので入口からテンションがあがっています。受付では親切なスタッフの方が丁寧に説明をしてくれますよ。さぁ入ってみましょ!

 

のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!

この博物館は乗ってよし、見てよし、触ってよし、写真撮ってよしの体験型博物館です。普通博物館は見るだけですよね。なんて太っ腹。

 

ろう人形

久しぶりに見ました!ろう人形!入っていきなりお出迎えです。ろう人形を見ると資料館に来た!っていう感じがするのはaiだけでしょうか。
オバマ元大統領、エルビスプレスリー、吉田茂などなど・・・
この蝋人形、とても精巧に作られていますよ。ちょっと怖いぐらい。

 

昭和の暮らし

たった数十年前なのにこんなにも世の中が変わるものなんですね。昭和の暮らしの展示を見て思いました。ごはんを作る、お風呂を沸かす、洗濯をするだけで大変だったんですね。日常生活の仕事は平成になってほとんどボタン1つででき、それが当たり前になっています。

火を熾すだけで一苦労ですよ。バーベキューで炭に火が着かないの~と言ってる私たちとはわけが違います。家ではきっと家族全員協力しなければ生活できなかったことでしょう。

 

レトロな車がかわいい

aiとひまごんは30も後半のいい歳をした大人なんですが、どうしても「かわいい!」を連発せずにはいられません。昭和の車のなんと愛らしいこと。これが…動いていたの?というような小さい車。今でも女子受けしそうなデザイン。ワーワーキャーキャーと言いながら自分ならどれに乗ろうかしらと考えます。

かっこいい昔の車

かわいい昔の車

 

MAZDAのロゴ

「かわいい」を連発しながら見ていると、MAZDA車のロゴがいろいろあることに気づきました。どれもかわいい。復刻したらいいのになぁと思います。

 

車好きにはたまらないんじゃないでしょうかこの空間。
わたしだけテンションがあがっているかと思いきや、ちゃ~んと社長も楽しんでいましたョ。

飛行機や馬車までありました。当然乗ります。手も振ります。

次回は昭和レトロな服装で来よう。と思ったaiです。アンティークな時計や、オルゴールなんかも並んでいるのでなんだかタイムスリップした気分を味わえました。

 

お土産にステッカーがもらえます

帰りにアンケートに答えると、ステッカーがもらえます。
アンケートを書いたりするスペースにこれまた懐かしい記念メダルも販売していました。いや~昭和ですね~。大好きです。

さらに、ここの屋外にも展示があります。ボンネットバスは時々運行しているみたいです。

ボンネットバス乗車体験はこちら

 

アクセス

福山自動車時計博物館HPはこちら

<入館料>
小 人・・・・¥300
中高生・・・・¥600
大 人・・・・¥900
65歳以上・・・¥600
障がい者・・・¥600

<営業時間>
9:00~18:00
年中無休

<住所>
広島県福山市北吉津町三丁目1番22号
TEL 084-922-8188

 

福山市のおでかけスポット

福山には、福山自動車時計博物館の他にも、魅力的な博物館や美術館がまだまだたくさんあります。デートや子連れでのお出かけにオススメです。こちらのグーグルマップにまとめていますのでぜひ覗いてみてくださいね~

   

博物館など

福山城(福山城博物館)
新幹線からも見える福山城一度は訪れてみたい場所ですね。

広島県立歴史博物館 (ふくやま草戸千軒ミュージアム)
広島県立歴史博物館は、瀬戸内地域の民衆生活と文化に視点を当てた博物館です。草戸千軒を実物大で再現した町並みを常設展示しています。

ふくやま文学館
福山市出身の作家・井伏鱒二を中心に、福原隣太郎(英文学者・随筆家)、小山祐士(劇作家)、木下夕爾(詩人・俳人)など、郷土ゆかりの文学者についての常設展示があります。場所は、福山城の近くにあります。

松永はきもの資料館
福山市の松永地域の産業を支えた下駄、い草、塩の資料の展示をしています。

 

動物園

福山市立動物園
子連れでいきたい動物園です。動物園の近くに富谷池があり、そこでは憧れのスワンボートに乗れるらしいです。行きたい!

 

美術館

ふくやま美術館
福山周辺の作家の作品が所蔵されていて、企画展は見応え充分。

鞆の浦ミュージアム
いつもおもしろい展示をしています。一風変わった美術館です。おすすめ。

しぶや美術館
備後にゆかりのある作家の作品を幅広くコレクションしています。

中川美術館
中国現代絵画の個人コレクションを展示しています。