タグ別アーカイブ: 就労支援

広島大学ホームカミングデーでエシカルな布製品を展示販売しました

こんにちはaiです。

11月5日土曜日、広島大学東広島キャンパスにて広島大学ホームカミングデーが開催されました。ホームカミングデーは広島大学大学祭(11月5日~6日)の1日目に同日開催される、一般の方にも広く開放されたイベントです。
詳細は→こちら

今回、安芸ん堂を運営する印刷会社ニシキプリントは、広島大学校友会学生チームとコラボし、ホームカミング広場の一角にある「にぎわいパビリオン」にて布製品を展示販売することとなりました。

つながる楽しさここからはじまる

この展示販売企画は、「エシカル消費を啓発し、SDGsを身近なものに」をコンセプトにスタートし、
「つながる楽しさここからはじまる」をテーマとしました。

今回デザインを提供してくれたのは、エシカル消費を理解し地域貢献に協力したい、広島大学の学生、廿日市特別支援学校の生徒や、A型事業所の有志です。集まったデザインをもとに、ニシキプリント関連団体のA型事業所で製作し、安芸ん堂が展示販売することになりました。
人、社会、地域、学生、企業など多くの力が合わさり、すべてが「つながる」企画となりました。

広島大学校友会学生チーム

広島大学校友会学生チームは、ホームカミングデーのイベント企画や在学生支援のための活動などを積極的に取り組んでいる団体です。今回の企画では、広島大学内での作品の募集活動や説明会でのプレゼン等、大きな力になってくださいました。
みなさん有能で純粋で真面目。もし彼らが新入社員で来てくれたらめっちゃ頼るんだろうなぁ…と夢想にふけるaiでした。

すばらしい作品の展示

こうして集まった素晴らしいデザインの数は、総勢38点。

ホームカミングデー出展団体の皆様
広島大学の学生の皆様
廿日市特別支援学校の皆様
ご協力本当にありがとうございました。

SDGsにこだわってみました

今回の展示は、SDGsを意識しました。
トートバッグの素材は、開発途上国の生産者をサポートすることに繋がるフェアトレード商品を使用しています。

こちらのおしゃれなスタンドや展示に使用した枝は、ニシキプリント本社近くの木材港にある木材加工会社様より端材を頂戴したもの。スタンドはひまごんが麻ひもを使い、わずか5分で組み立てました。そしてTシャツやパーカーの展示には、紙でできた環境に優しいハンガーを使用しました。

来場者に大変よろこばれたのは、お土産として配ったあまり紙のメモ帳です。
紙の種類や色もまちまち。あまる量も中途半端なため、実際の製品にはなかなか使いまわすことができません。捨ててしまうのはもたいないので、メモ帳にアップサイクルしました。これもSDGsにつながる取組の1つです。(何度も言いますが、安芸ん堂は印刷屋さんがやってます)

一つの絵から多様なグッズ展開が可能!

こちらはニシキプリントの関連法人であるA型事業所の利用者がデザインした絵を元に、布製品や、メモ帳、あぶらとりがみのパッケージなどにグッズ展開した制作例です。

今回の展示作品の一部は今後安芸ん堂でも販売を予定しています。

さらにニシキプリント社内報の表紙の絵には、AR(拡張現実)が仕込まれています。この絵をココアルというアプリでスキャンすると、ニシキプリントの採用募集動画が流れます。QRコードをよみこむような手軽さです。紙もののグッズや、ARが仕込まれた印刷物のご用命も是非ニシキプリントへ!
ニシキプリントHPは→こちら

最近よく聞く「エシカル消費」とは

さて、最近よく聞く「エシカル消費」とはなんでしょうか?
地域の活性化や雇用などを含む、人や社会・環境に配慮した消費行動のことです。
自然環境に負荷をかけず、また製作者の労働環境にも配慮して作られた製品を買って使うことにより、自然環境を維持し、同時にその製品を作った人の生活の安定にもつながる、という理想的な生産・消費のあり方を指した言葉です。

ニシキプリントのエシカルな新事業

ニシキプリントは令和5年1月から、関連団体のA型事業所(一般社団法人東広島自立支援センターあゆみ)と、ニシキプリントが今年11月に新設する、就労継続支援B型事業所「ワークサポートひなた」で、布製品を受注生産する新事業を開始します。
私たちは「誰一人取り残さない」地域の雇用を創出し、エシカルな商品を全国へ啓発・発信することで、良い循環を作りたいと考えています。ニシキプリントの布製品事業は、SDGsの12番目に関係しています。

第25回日本自閉症協会全国大会(広島大会)に出展しました

こんにちはaiです。

なんだかちょっとだけ秋の空気になってきましたね。
今回は9月15日(土)16日(日)にJMSアステールプラザで開催された第25回日本自閉症協会全国大会(広島大会)に出展した様子をリポートしま~す。

日本自閉症協会は、医療・福祉・教育・就労などの様々な分野が協力しあい、自閉症児者のよりよい未来を築くことをめざして作られた団体です。その全国大会が今年は広島で行われることになりました。


▲大会リーフレット(クリックすると大会ホームページへジャンプします)

安芸ん堂は東広島自立支援センターあゆみとして出展

安芸ん堂は、株式会社ニシキプリントという印刷会社が運営をしています。ニシキプリントの関連団体は「サポートセンターあゆみ」「サポートセンターめばえ」の2つの就労継続支援A型事業所を運営しています。安芸ん堂オリジナル商品の広島あぶらとりがみの封入作業は、「あゆみ」「めばえ」が行っています。
つまり安芸ん堂、ニシキプリント、あゆみ・めばえはいつも一緒に働いている仲間ということなんです。

今回広島で全国大会が行われるということで、私たちは東広島自立支援センターあゆみとして参加することになりました。


▲一般社団法人東広島自立支援センターあゆみHP

あゆみ・めばえの仕事の様子を、デジタルサイネ-ジ(動画)で発表しました。さらに、あゆみ・めばえが製作した商品も販売しました。 

自閉症の人は、自分なりのこだわりを持った人が多く、一つにこだわり集中するので、仕事が丁寧で、ミスも少ないように感じます。かなりの戦力なのです。

aiは休憩時間に彼らとおしゃべりをします。最近はカープの話題で大盛り上がりです。感情をストレートに表すので、いつの間にかこちらも同じように笑顔になっています。仕事がたくさんあったりしてむしゃくしゃしている時でも、彼らと話しをするとほんわかした気持ちになるので、aiはだいぶ救われています。

障がいのある人と働く企業がもっと増えればいいなぁと思っています。

 

就労支援ブースの様子

「つながろうや わかりあおうや
   平和のまち 広島じゃけぇ」

という広島弁バリバリの大会スローガンで始まった全国大会では、広島市出身の元陸上選手為末大さんの記念講演がありました。さらに自閉症の専門家が集まったシンポジウムもあり、盛況だったようです。

アステールプラザという大きな会場の、1Fに就労支援ブースがありました。広島の就労支援事業者が集まり、広島のお土産を展示販売しました。おりづる体験コーナーや千羽鶴再生体験コーナーもあり、広島ならではの展示会場になりました。

  
▲JMSアステールプラザを入ってすぐ。1F市民ギャラリーに就労支援ブースが


▲おりづるコーナーおりづる再生体験コーナー

 

広島の福祉情報発信基地「ふれ愛プラザ」

会場の真ん中には、ふれ愛プラザのブースがありました。
ふれ愛プラザは福祉公共スペースとして、障害者福祉施設において製作された、心のこもった手作り製品を販売し、福祉情報の発信もしています。美味しいスイーツやパンも販売しています。紙屋町地下街(シャレオ)にありますので、是非気軽に立ち寄ってみてください。

ふれ愛プラザHP


▲ふれ愛プラザのブースには様々な商品がズラリ


▲千羽鶴再生紙でできたカープ応援グッズも!

 

広島らしいお土産販売「東広島自立支援センターあゆみ」

私たちの東広島自立支援センターあゆみブースでは、あゆみが製作に関わっている安芸ん堂のオリジナル商品「広島あぶらとりがみ」や、普段安芸ん堂で取り扱っている広島ならではの商品を販売しました。カープの優勝も近いということで、安芸ん堂SHOPでも大人気の応援アクセサリー、さらに、オシャレで使い勝手の良い「Hiroshima ぽち袋」を販売しました。


▲東広島自立支援センターあゆみの出展ブース

 
▲安芸ん堂SHOPでも販売中!広島あぶらとりがみ、応援アクセサリー


安芸ん堂SHOPでも販売 Hiroshima ぽち袋

これまで安芸ん堂として様々な場所で出展してきたのですが、この度新しく商品陳列棚が登場しました!コレです!(ドヤァ)

風が吹いても倒れない頑丈さ。これでもかとやすりがけされた最高の木の肌触り。温かみのあるやさしい木のにおいに癒されます。

この商品陳列棚は、私たちの裏側で出展されていたICOテラスさんが作成し、あゆみにプレゼントしてくださったものでした。私たちが販売するちょっと小さ目の雑貨にぴったり!しかも商品がとっても素敵に見えます!

ICOテラスさんありがとうございます!大事に使わせていただきます。

 

 

 

木の優さを作品で伝える「ICOテラス」

素敵な商品陳列台を作ってくださった ICOテラスさんのブースにおじゃましてみました。ICOテラスは、東広島自立支援センターあゆみと同じく、就労継続支援A型事業所です。木工製品(子ども用の絵本棚や、ハンガーラック、おもちゃ箱等)布のアクセサリー(ヘアバンドやヘアゴムなど)を製作されています。「maple ポッポ」という名前のネットショップを運営されており、楽天、Amazon、Yahoo、minne、Creema、BASEなどに出店し精力的に販売活動もされています。

小さなお子さんがいる家庭では、こういった角がないやさしいラックは大活躍です。とても丁寧にやすりがけされているので、角がなく安全。さらに手触りがすごく優しいです。すいばり(とげ)なんて立ちません。

安全で優しい木の絵本棚は、ギフトにもぴったりです。

ICOテラスさんの商品はコチラ↓
mapleポッポ

「がんばろう広島」復興募金

会場には、「がんばろう広島」の復興募金も設置していました。募金した人は、このかわいいマグネットをもらえました。

 
▲募金をしたらもらえるマグネット(右)

   

発達障害のある人やその家族が、地域で楽しく生きることができる社会を目指して、aiもできることから取り組んで行きたいと思っています。
全国大会に参加された皆様、おつかれさまでした。