タグ別アーカイブ:

さくらの名所100選に選ばれている尾道千光寺公園にお花見へ

千光寺山ロープウェイから千光寺を望む

皆さんお疲れ様です。よんです。

朝晩とまだ冷え込むこともありますが、日中は暖かくなりましたね。春になって桜が満開!と思っていたら、もう散ってしまいました。あっという間でしたね。

さて、先日、桜が散る前に尾道の千光寺公園に花見に行ってきましたので、ご紹介したいと思います。

「空中散歩」ロープウェイで千光寺公園へ

千光寺公園への行き方としては徒歩、車、ロープウェイと3つあるのですが、子供たちのリクエストでロープウェイで行くことになりました。徒歩で子供3人連れていくのは、なかなか骨が折れますし、この時期は臨時駐車場もあるのですが、一方通行になる箇所もあるらしく、混雑も予想されます。

車をロープウェイ乗り場からほど近い場所に置いて千光寺山のふもとにあるロープウェイ乗り場へ。

千光寺山ロープウェイ切符売り場はこちら。運賃はこの通り。とても良心的なお値段です。
(片道)大人320円、小児160円
(往復)大人500円、小児250円
※小学校就学前の小児は、保護者同伴の場合に限り、1人を無料とする

ちなみにバス一日乗車券+ロープウェイ往復券がセットになった「おのみちフリーパス(600円)」という便利なものもあるようです。周辺の観光も含めるなら断然こちらがお勧めですね。

千光寺山ロープウェイ下の駅前

待つこと数分。ロープウェイがやってきました。初めてのロープウェイなので子供たちもウキウキです。乗る直前に次男がやっぱり嫌だ!とゴネだしたのはご愛嬌。ロープウェイは15分置きに出ているようです。

千光寺山ロープウェイでいよいよ空散歩

ロープウェイからは尾道の街並みがよく見えます。3分間とあっという間ですが、尾道の風景を堪能するには充分な価値があると思いますよ。回転も早いので朝の早い時間は待たなくてもよいのが魅力。お昼ごろが一番混雑するようです。

ロープウェイからの眺望 

尾道は猫の街?千光寺公園は恋人の聖地?

山頂に着くと、駅長さんとガイドさんがお出迎えしてくれます。「恋会門」という駅長と、「さくら」というガイドさんです。見ての通り猫の置物なのですが、尾道は猫の街としても有名です。尾道の坂道や路地裏には猫がだくさん住んでいて猫好きにはたまらない場所でもあるようです。さすがに山頂付近では見かけませんでしたけど。

千光寺公園山頂に到着したらネコの駅長さんとガイドがお出迎え

ちなみに「カンパイ広島県」で「CAT STREET VIEW」という猫視点で広島の魅力を伝える動画が紹介されています。この動画は尾道編です。

ロープウェイを降りたらすぐに千光寺山の山頂です。ここはとても見晴らしがよく、展望台もあるんですよ。私も子供の頃、親に連れられて来たことがあるのですが、記憶はおぼろげです。ですが、あの展望台はなんとなく覚えていました。こうして自分の子供たちを連れてくるのも感慨深いものがあります。

千光寺公園展望台

展望台の横にこのようなものが…。以前にこんなものあったかな…。どうやらここ千光寺公園は、広島県の「恋人の聖地」にも選ばれているようでカップルのデートスポットにもなっているようです。だからさっきの駅長猫は恋会門という名前だったんですね。

この仲のよいネコたちと一緒に写真を撮る。そしてSNSへ。分かります。

カップルはこの前で写真を撮ります

ベンチにもさりげなく恋人の聖地と入っています。

Lover's Sanctuary 恋人の聖地

そしてハート型の鍵がたくさんありました。この鍵の数だけカップルが…そしてそれぞれの想いが込められているんでしょうね。なんて甘酸っぱい。次男よ。その鍵取ったらだめだよ。

実は恋愛の整地だった千光寺公園

さくらの名所100選に選ばれている理由

私が行った時には、桜もそろそろ終わりかなーという時期だったのですが、千光寺公園の桜はとてもきれいでした。風が強くて桜吹雪がすごかったです。

ここがなぜ「さくらの名所100選」に選ばれているんだろう?と思っていたのですが、来てみると分かります。桜はもちろんきれいなのですが、公園内からの眺望がすばらしい。

桜の名所100選に選ばれている千光寺公園の桜

桜の合間からは瀬戸の海が見え隠れして、なんとも言えない風情があります。

下の写真はロープウェイから見えた眺望なのですが、千光寺と桜のコラボレーション、遠くには瀬戸の尾道水道が望めます。素晴らしい眺めですね。

千光寺山ロープウェイから千光寺を望む

展望台の上からはさらに絶景が広がりますよ。

展望台からは360度のパノラマと、桜で埋め尽くされた千光寺公園が一望できます。絵になる風景です。

展望台の上からの眺め

それから公園内には様々な桜があるのですが、その中でも「千垂の桜(ちすいのさくら)」と命名された枝垂れ桜があります。千光寺公園のシンボルとして寄贈されたそうです。見事な枝垂れ桜。

千光寺公園の千垂の桜

名前の由来に「千光寺の桜 千筋に枝垂れて 千代に咲きつづけて…」という思いが込められているそうです。

 

さて、桜を堪能した後はもちろん団子。ここではソフトクリームでしたけど。

千光寺公園のお土産売り場

展望台横にはお土産の売店もあります。ここでソフトクリームも売っています。

瀬戸内みかん味か…さくら味か…悩みどころです。ここはやはり、さくら繋がりでさくらのソフトクリームをいただきましょう。食べるとさくらの風味が広がります。桜餅のあの風味ですね。おいしいです。

 千光寺公園の桜の前でさくらソフトクリームを食べる 

子供たちは安定のバニラかストロベリー。さくら味を食べさせてみたらちょっと苦いという感想。さくら味って、ちょっと甘じょっぱいですからね。大人の味ということにしておきましょう。

子供たちもソフトクリームを食べる

花と団子を充分に堪能して帰路に着きました。千光寺公園に来たので千光寺にも行ってみたかったのですが、もう少し子供たちが大きくなってからにしようと思います。

今回は桜の季節に来ましたが、千光寺公園は四季折々の風景が楽しめる場所です。是非一度訪れてみて下さい。