こんにちはaiです。
2023年10月28日・29日、県立広島大学三原キャンパスの学園祭「浮城祭」が開催されました。
安芸ん堂を運営するニシキプリントは、今年開設した「B型事業所ワークサポートひなた」として、エシカルな布製品の展示をしました。
学生さんによる模擬店やキッチンカーでにぎわっています。三原で人気のベーカリーも出展しており、美味しいものも充実していました。
メインステージでは、学生のバンド演奏や、吉本芸人のお笑いライブがありました。
これまでコロナ禍で学生生活が充分にできなかったであろう学生さんたちが楽しんでいる様子に、aiはちょっぴりじんと来てしまいました。
展示テーマは『ラフなミライへ』
ラフには「laugh:笑う」と「rough:シンプルな格好」という意味があり、「ラフ」にその2つの意味をかけて、『ラフなミライへ』をテーマとしました。
ちょっと先のミライをよくするために
この展示の目的は、それぞれの立場から「エシカル」について学び、ちょっと先のミライをよくするきっかけにすることです。
そして地元の特別支援学校(三原特別支援学校、六方学園)に通う生徒さんが作品を描き、県立広島大学の福祉を学ぶ学生の協力の元、福祉事業所であるワークサポートひなたが布製品を製作するという、地域福祉の関係者による夢のコラボが実現しました。
Tシャツやトートバッグの展示
多くの人の手を経てできた作品は、全部で33点。
今回教室での展示で、Tシャツをひっかけるものが無く、タープテントの骨にひっかけるという荒業でしたが意外にもしっくり来たのではないでしょうか(自画自賛)
大盛況!記念ハンカチワークショップ
簡易布プリンターで写真などをハンカチにプリントできるワークショップも大人気で、完売しました。
一つの絵から多様なグッズ展開
こちらのデザインはニシキプリントの関連法人であるA型事業所の利用者さんが描きました。Tシャツ、トートバッグはもちろん、メモ帳などにもグッズ展開が可能です。絵描きさんや、個人的にグッズを作りたい方は、どうぞワークサポートひなたHPのお問合せフォームへご相談ください。
ワークサポートひなたHPは→こちら
エシカル消費とひなたの布製品
エシカル(ethical)は、倫理的という意味の英語です。「エシカル消費」は、直訳すれば「倫理的な消費」。モノを買う時に、安さや、便利さだけで選ぶのではなく、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮し、より広い視野を持った消費行動のことです。
ひなたでは、障害をもつ方々に、就労に向けた訓練を障害福祉サービスとして提供しています。障害者のみなさんと共に働くことで、「人・社会へ配慮したエシカル消費」の促進に努めています。
つまり「ひなた」の布製品を使用することは、エシカル消費につながり、地域社会への貢献になるのです。
エシカルな布製品ができるまで
地域の特別支援学校(三原特別支援学校、六方学園)に通う生徒さんや利用者さんが、布製品のデザインを描いてくれました。
その作品を受け取りに、浮城祭実行委員の学生が同行し、特別支援学校を見学しました。(興味津々のaiもついていきました)
高校生の美術の授業におじゃまし、生徒の感性と、それを見い出す先生方のきめ細やかな指導に刺激を受けました。
今度は布に印刷する日、2人の学生さんはワークサポートひなたを見学しにやってきました。利用者さんが器用に丁寧に布印刷をしている作業を見て、色々感じている様子でした。
エシカルを感じた2日間
今回の展示は、ちょっと先のミライをいいものにするためにエシカル消費とは何か、来場者の皆さんと一緒に学んだ展示となったのではないでしょうか。2日間で総勢約350名の方にご来場いただき、多くの温かい言葉をかけていただきました。
今後も安芸ん堂(ニシキプリント)は地域活性化につながる活動を続けていきたいと思っています。
ありがとうございました。