カテゴリー別アーカイブ: 広島の企業に聞く

肥料やさんが本気を出して作った美味しいトマト

こんにちはaiです。

いきなりですが、トマトの旬を知っていますか?
本来は、トマトと言えば夏野菜のイメージがありますが、ハウス栽培で育てる場合は秋からなのでこれからが旬ということになります。(知らなかった~)

今回はそんなトマトのおいしいお話を取材するため、肥料メーカー「大成農材株式会社」が運営する農場「大成ファーム」へおじゃましてきました。

 

 

トマト栽培の壮大な実験工場「大成ファーム」

のどかな風景の中、見えてきたビニールハウス。天井の丸い一般的な形とはなんだか様子が違っています。大成ファームのトマトハウスは天井が高いです。これは狭い土地でもたくさん収穫するため開発されたオランダ式なんだとか。靴を履き替えて中へ入ると、見上げる程の高さまで伸びたトマトに圧倒されます。
ここでは、水や肥料、空調はコンピューターで管理されています。根腐れを起こしやすいトマトの栽培は難しく試行錯誤の連続だそう。
土の排水具合を変えたりしながら、様々な条件での栽培実験も行っています。

 


トマトの栽培でよく見るのは地面に苗が植えてあり、支柱を立てて苗を誘引していく方法ですが、大成ファームでは栽培ベッドを高くし、天井からワイヤーで苗を誘引しています。こうすることで、腰を屈めずに収穫や脇芽の処理などを行うことができます。成長していくとどんどん位置が高くなっていくので高所作業車も完備しています。作業者の屈む「どっこらしょ」という動作を減らし、いかに疲れないかを突き詰めることも作業効率をあげる為に必要なことなのですね。

ハウスの中は美味しそうなトマト


セオリーを覆した栽培法

トマトの原産地は、寒暖差が激しく乾燥したアンデス地方。なのでその厳しい環境を再現し水をあまりやらず、ストレスをかけて育てると甘いトマトになると言われています。
しかし大成ファームでは、トマトをいじめません。
水をしっかりやって健康な状態で栽培することで甘く美味しいトマトになるんです。
それが実現できる訳は、徹底した水分管理と「肥料」なんです。

 

そもそも有機肥料って何?

大成ファームでは大成農材の天然有機質肥料「エキタン有機」を使用し、トマトを栽培しています。
この「エキタン有機」、原料はほぼ魚です。魚肉エキス(DHAやEPA)を凝縮し酵素で分解した100パーセント有機質の安心安全な肥料です。
トマトだけではなく稲、野菜、花、果樹など色んな作物に使われています。

エキタン有機肥料

エキタン有機詳しくは→こちら

植物の生育に必要な栄養素である窒素は、化成肥料では大部分がアンモニアの形で植物に吸収されます。そのアンモニアは実にどんどん蓄積し、それはエグ味となって現れます。
一方、有機肥料はアミノ酸の形で吸収されるため旨味を感じ、エグ味も少ないのだそうです。

 

甘くて旨みがある美味しいトマト

まぁつべこべ言わずいただきましょ。
結構一粒が大きいです。
口にほおばった瞬間・・・あ・・甘い!

大成農材さんのトマトを試食

酸味は少なく皮が薄くて食べやすいです。フルーツのような、心地よいバランスのいい甘さです。
一緒に取材したひまごんは「ぼーっとしてたら一箱余裕で食べられるな…」と呟いていました。無心でブドウを食べてる感覚ですよね。分かります。
撮影用にいただいたトマトを社内で出したら、普段遠慮する人たちも「ねぇもう一個ちょうだい」と言ってくるぐらい人気だったそうです。分かります。
一粒食べたらその美味しさに虜になってしまうトマトなんです。

 

こだわりの梱包

梱包

個人向け発送されるトマトは、なんとこちらの糖度計で一粒ずつ糖度を測っているそう。
ひと箱分のトマトの糖度を測るのは大変な作業。測ったほとんどのトマトが大成ファームの基準(糖度8.5)以上なのだそうです。それでも一粒ずつ測るその訳は、
「1つでも味が落ちていたらその箱の中身全て美味しく感じられなくなるから。」だからどんなに手間でも、一粒ずつ糖度を測り基準をクリアするものだけを丁寧に梱包するのだそうです。
美味しさに自信があるからこそのこだわりなんですね。
ちなみに一般的な糖度はこちら
普通のトマト・・・4~6度
フルーツトマト・・8~10度

 

美味しいアンテナを張り巡らす社内の取組み

大成農材の代表取締役杉浦社長に聞きました。
肥料メーカーの大成農材は「食」に関わる会社です。そんな大成農材のミッションは「おいしい」「安心」「安全」を追求し続け、世界中に広げていくことです。

大成農材の会議では、もっと美味しいトマトを追求するため、社員同士意見交換をしているそうです。日本全国の美味しいトマトジュースを取り寄せ飲み比べをしたこともあるそうです。
まさに社員一人一人が「美味しさ」を追求して「アンテナ」を張り巡らしているのですね。

さらに大成農材には、上司と部下が1対1で食事をする「サシメシ制度」なるものがあるそうです。美味しいものを食べながら、仕事の話だけでなく、普段会社ではしないような家族の話や趣味の話もするのだそうです。(現在コロナ禍でなかなか実現できていないそうです)

大成農材さんインタビュー

(左)杉浦社長

 

安芸ん堂で販売開始

そんな大成ファームで生まれた美味しいトマト。
有機肥料を使って作られているので栄養も満点です。
食物繊維、ビタミンC(普通のトマトの1.5倍)、リコピンも豊富に含まれています。
とにかく甘くておいしい
特別なトマトです。
かわいいBOX入りなのでギフトにも最適です。
お歳暮にもぴったりです!

大成農材さんという肥料屋さんが育てたトマト

安芸ん堂SHOPからは
こちらから注文できます
   ↓
肥料やさんが本気を出して作った美味しいトマト


おまけ:aiのひとりごと
このトマトをほおばった時にあまりの美味しさに驚きました。
野菜というよりフルーツやデザートな感じ!!
ギフトももちろんおすすめしますが、まずは1つ食べてみて!

全ての人々に「歓び」と「感動」を。株式会社都のミッションとは?

皆さんこんにちわ。安芸ん堂のよんです。

「広島の企業に聞く」第二弾!

前回、「有限会社ファーム安芸高田」さんを取材させていただきましたが、その際に「福山にいい企業があるんですよ」とご紹介いただいたのが、今回ご紹介させていただく「株式会社都(みやこ)」さん。

ステーキ懐石都

株式会社都さんは広島県福山市で「ステーキ懐石都春日」、「ヴェルデュ都」、「都あけぼの」などの高級レストランを経営されています。お店はどこの口コミでも評判なんですよ。外観・内装ともに気品があって本当に素晴らしいの一言なのですが、それ以上にお客様を第一とし、おもてなしの精神をとことんまで追求した株式会社都のミッションに感銘を受けました。

都とはいったいどういう会社なのか?代表取締役社長の嵜本(さきもと)様にお話を伺いました。

株式会社の「ミッション」とは?

株式会社都の代表取締役社長 嵜本 大(さきもと だい)

すべての人々に「歓び」と「感動」をあたえることです。

とても壮大で夢のような言葉ですが、嵜本さんはとても真面目で静かな声で語られました。すべての人々にというのは目標であり、都が目指すべきミッションとして掲げられているそうなのですが、そのために何をしないといけないかという部分が明確で、分かりやすく説明していただきました。

元気と明日への活力を!
都の目指すべきビジョンとおもてなしストーリー

あるお母さんが仕事でミスが続き、とても落ち込んでいました。家に帰っても元気がなく、見かねたお父さんと子供は来月の誕生日にお母さんのためのサプライズを計画します。「都というレストランで食事会をしよう。」お父さんは早速お店に連絡して予約をします。その際、都はいろいろと要望を聞きます。妻が誕生日だということ、元気を出してもらいたいこと、いつもありがとうというメッセージを伝えたいこと。都は喜んでお手伝いします。都にとって「大切な人にありがとうを伝えたい人」こそ一番のお客様なのです。

誕生日当日、家族は都を訪れます。特別な空間で特別なおもてなし、見たこともない料理に普段では味わえない食材。家族は盛り上がり、会話もはずみ、お母さんにも笑顔が…都もうれしくて一生懸命おもてなしをします。食後はデザートとお茶を楽しむサロンに移動して、いよいよサプライズ。預かった「いつもありがとう」のメッセージカードをお父さんと子供に見守られながら渡します。溢れんばかりの笑顔がお母さんからこぼれました。お母さんは元気を取り戻し、明日から、また頑張ろう、と心に誓います。

お母さんは仕事場で今までのミスを上司や同僚、お客様に改めて謝りました。そしてこれからも頑張りたいということを伝えました。上司や同僚は「元気がなくて心配していたんだよ。これからも一緒に頑張ろう。」と言ってくれました。お客様にも誠意が伝わり許してもらえました。お母さんは家に帰りました。そこにはみんな笑顔の家族の姿がありました。

このようなストーリーを聞かせていただきました。とても感動しました。お話いただいた内容をだいぶ短縮してしまっているのですが、この中に都さんの全てが詰まっていると私は感じました。

人々に歓びと感動を与え、元気と明日への活力を持って帰ってもらい、その人の活力で周りの人も笑顔に包まれる。それが都のミッションであり、都の存在意義です。そう嵜本さんは語られました。

「また来るよ」が都の成果指標

都さんのお店の入り口にはこのようなものが飾られています。これ、なんだか分かりますか?

「また来るよ」指標のナノブロック

「また来るよ」指標のナノブロックのズーム

そうです。「ナノブロック」なんですね。これがお店の入り口の一角に飾られていて、お店の雰囲気からすると少し場違いな感じはしますが、社員の皆さんはこれをとても大切にされています。

その理由は、このナノブロックの1ピース1ピースがお客様から「また来るよ」と言ってもらえた数なんです。最初聞いたときは「え?」って言葉が出ました。もちろん驚きの言葉です。

お客様から「また来るよ(もしくはそれに準じた言葉)」を1回言ってもらえれば、このナノブロックを1ピース組み立てるんです。建物1個分とかじゃないですよ?本当に1ピースなんです。

よく企業は「売上」を目標や成果としますが、それを一番に見てしまうと危険、と嵜本さん。売上だけを見て、特に忙しい時期などはろくにおもてなしができず、食事をしてお金を払っていただくのはいいけど、「明日への活力」を持って帰っていただけないお客様が出てきてしまう。それではミッションは達成できず、都の存在意義はない。都にとっての成果とは何か?と考えた結果、「また来るよ」とお客様から言ってもらえることが、活力を持ち帰ってもらい、お客様にも満足していただけた証、これこそが「都のミッションに沿った成果」なのだと言われます。

このナノブロックは、その顧客満足度が積み重なった成果として形になっているということなんですね。ちなみに都さんの経営上に「また来るよ対前年比」や「また来るよ予算」などもあるのだとか。これを聞くだけでも都さんの柔軟な姿勢や思考が垣間見えます。これは本当に素晴らしい。社員の方々も成果が実際に見える形になるというのはモチベーション向上にも繋がりますよね。ひとつ完成するだけでも本当に嬉しいことだと思います。

気品ある内装と特別な料理でおもてなし

お話を聞いた後は店内を案内していただきました。この日訪れたのは本部のある「ステーキ懐石都春日」。お店は、もう溜息が出るほどきれいで、気品のある趣き、細部まで拘られた造り、まさに「おもてなし」が形になったような空間でした。一度は行ってみたくなること請け合いです。

都の内観

ステーキ懐石都春日 内観 スタジオセッション

グループによるテーブルセッション

ステーキ懐石都春日 内観 料理長

一流シェフによる対面式

ステーキ懐石都春日 内観 特別室

小グループで楽しめる特別室

ステーキ懐石都春日 内観

食後のデザートとティータイムを楽しめるサロン

ステーキ懐石都春日 内観

結婚式の披露宴にも対応できる大ホール

各テーブルは対面式になっており、小グループでの特別室などもあります。食後にはサロンに移動してのデザートとティータイム。ここで食事ができたら本当に他では味わえない食事と体験ができると思います。お店を見ている間中すごくワクワクしていました。もう…いつか絶対来たいです。

また、中を案内されている間、スタッフの方とすれ違うのですが、必ず皆さん笑顔で挨拶してくれます。内装もさることながらスタッフの方の対応も一流です。心が温かくなりました。あ〜…おもてなしされたい。

都の料理

都のステーキ

都のステーキ

オマールエビとハンバーグ

オマール海老と都のハンバーグ

都の旬の食材

都のコースを彩る旬な食材

都焼き

オススメの「都焼き」

もう言葉も出ません。ただ、ただ…食べたい。

ステーキはもちろん対面での鉄板焼き。目の前で豪快に調理され、出来立てに舌鼓をうつことができます。ここは「ステーキ懐石」とあるのでステーキがメインですが、オマール海老や鮑など、また、季節ごとに旬の食材がコース料理に彩られます。一流のシェフが創り出す魅惑の料理たち…。私、そろそろ限界が近いです。

嵜本社長のオススメは一番最後の写真にある「都焼き」。ステーキとは違いますが、さっとレアに炙られたお肉を特製のぽんずと大根おろしでいただくので、ステーキは重たいというご年配の方でもペロリと食べられる人気料理なのだそうです。

ご予約の際にはいろいろと希望を聞いてくださるそうです。主旨はもちろんのこと基本的に我々ができることなら何でもやりますと言われました。誕生日、結婚記念日などや入学、就職祝いなど是非ご活用ください。

都ウェディング

ここ、「ステーキ懐石都春日」には実は結婚式場もあるんです。私達が案内されている時もプランナーと打ち合わせしている方がいらっしゃいました。MIYAKO WEDDINGの詳細はこちら

こちらが式場です。

都ウェディング

あえて外光を入れずライティングのみ、水と光で演出されているそうです。奥の壁一面、ライトが水に揺らいでいて、とても神聖な雰囲気でした。ここで式をあげれれば、とても素敵ですね。

そして、何と言ってもこれ。上の写真でも紹介した大ホールは仕切りを全て取れば、最大80名が入る披露宴会場にもなるんです。持ち前の鉄板テーブルを使ったダイナミックな演出!これは都さんならではですね。招待された方は絶対歓びますよ!私も誰か招待して下さい!

都ウェディング

もちろん、披露宴だけではなく、パーティや会社の忘年会や新年会にも使えるのでお気軽にご相談ください。

レストランだけじゃない!
NPO法人「mamanohibi」と地域貢献

さて、これを語らずには終われません。都はレストラン経営をされているだけではないのです。地域貢献にも力を入れられています。そのひとつに「mamanohibi」というNPO法人とのコラボレーションがあります。

NPO mamanohibi」とは、“1ミリのゆとりと1ミリのやさしさを”、“みんなの子どもをみんなで守ろう”、“子どもの笑顔はママのハッピーから”というコンセプトで、育児セラピストを中心に、子育てに悩むママたちが集まって結成した、子供たちのため、ママのためのコミュニティです。

都 ✖️ mamanohibi 「Relaxin’meeting」

日々忙しいママたちのために、都さんなら特別な空間、特別なおもてなし、特別な時間を過ごすことで癒やしてもらえるのではないか、というお話をいただいて始まったのが「Relaxin’ meeting」。この時は「ヴェルデュ都(フレンチ料理)」で開催されたそうですが、たくさんのママたちが集まりました。子連れ、ベビーカーもOKという大胆な企画。普段も子連れのお客様OKなのですが、これだけのママたちが一斉に子連れで来るというのは聞いたことがありません。

嵜本さんも、あれだけの数のベビーカーが並んだところは壮観で見たことがないと語られました。この会のおかげで、日々の忙しさに追われるママたちに癒やしを提供することができ、笑顔がたくさん溢れていたそうです。これも都のミッションに沿った取り組みのひとつですね。

その他にも「小学校」の子供たちに本当に美味しい味を知ってもらいたい、という思いから、都の一流シェフが利益度外視で小学校で給食を作ったというエピソードも聞かせていただきました。写真は都合上出せないのですが、子供たちもすごく喜んでくれたそうです。「また明日も来るの?」と、子供たちから言われたときにはさすがに困りましたと笑っておられました。

終わりに

今回の取材で、株式会社都さんの「全ての人々に歓びと感動を」というコンセプトに感銘を受けました。言葉で言うのは簡単ですが、そのために企業全体が一体となり、目標のため、ビジョンを実現するために取り組んでいらっしゃる姿が眩しかったです。我が身に置き換えてみても、これほどお客様のことを考えて仕事を遂行していただろうか?と、つい考えてしまいます。取材とともに、たくさんの大切なことを学ばせていただきました。

嵜本様、スタッフの皆様、この度は誠にありがとうございました。

株式会社都の従業員の皆さん

 株式会社都 代表取締役 嵜本 大(さきもと だい) 株式会社都 代表取締役
嵜本 大(さきもと だい)社長
趣味:男はつらいよ(トラさんが大好き)全48作品を見ること
モットー:考え方が大事(仕事もお客様のことも考えてミッションを遂行します)

【この食べ方がオススメ】
油分をおさえてさっぱりと食べれる「都焼き」がオススメ。
ご年配の方でもおかわりしたくなりますよ。

▼株式会社都

企業名 株式会社都
場所 〒721-0907 広島県福山市春日町2-2-43
TEL 084-941-9278
URL http://miyako-fukuyama.jp/
レストラン情報 ステーキ懐石都春日
〒721-0907 広島県福山市春日町2-2-43
084-941-9278
ヴェルデュ都
〒721-0971 広島県福山市蔵王町3916-12
TEL:084-941-9653
都あけぼの
〒721-0952 広島県福山市曙町3丁目4番12号
TEL:084-954-3863

日下無双の生みの親、村重酒造の杜氏が語るお酒造りのスピリッツ

こんにちはaiです。

日本一大きな杉玉がある山口県岩国市の村重酒造での企業取材で、運良く杜氏さんにも取材できました。

お話しを伺うと、酒造りのみならず、仕事に対する姿勢や人間性に大きく感銘を受けました。普通のサラリーマンとして働いているaiも人生観が変わっちゃうような魅力的なお人柄。そうときたらaiは黙っちゃあいられません。

村重酒造にはこんなに大きな杉玉があります。村重酒造株式会社について、岩国の観光情報について、こちらのブログに書いています↓↓↓
『新たな観光名所?金冠黒松で有名な岩国の村重酒造に日本一の杉玉あり』と合わせて読んでくださいね。

酒蔵の顔であり酒造りの最高責任者である「杜氏」

昔から冬場に酒蔵に集まってくる人たちのことを蔵人(くらびと)と呼びます。蔵人は農家が多く、米作りが終った閑散期に出稼ぎとして酒蔵にやって来ました。蔵人の中でも酒造りにおける最高責任者のことを杜氏(とうじ)と言います。 現代でも各蔵に杜氏が一人存在します。今回ありがたいことに村重酒造株式会社杜氏の日下(ひのした)信次さんにお話しを伺うことができました。

Tシャツ姿

「杜氏」と言うと、作務衣を着ている。高齢。寡黙で真面目。頑固。日本酒しか飲まない。という勝手なイメージを持っていました。 そんな期待をよそに、足取り軽やかにTシャツ姿で現れた日下さん。aiの妄想はガラガラと崩れることに。

まず肌がキレイでお若い(50代ですが40代に見えます)。TBSテレビ「SASUKE」に出たこともあるという厚い胸板の持ち主。饒舌で情熱的、目ヂカラがハンパないです。人の心を掴む天性の才能の持ち主で、aiは途中何度も「弟子にしてください!」と言いたいのをこらえました。

広島出身で野球が得意。カープが大好きで、マツダスタジアムにも応援に行くそう。カープ観戦では解説をしながら見るのが楽しいのだとか。

タイミングを見極める杜氏の仕事

村重酒造杜氏 日下信次さん

 「酵母にとって心地良い環境を作る為、ストレスを与えない為に早めに対処する。そのタイミングを見極めるのが杜氏の仕事」と日下さんは言います。酵母は20~25℃でどんどん増殖します。けれど強くはありません。弱いものは淘汰され、強いモノだけが生き残ります。酵母を鍛え、強いDNAだけを選定していくんです。

自分がちょっと寒いなと思ったら温めてやり、暑いと思えば冷やしてあげる。ちょっと寒くなったら子どもに布団を掛けてやるのと一緒なんです。酵母の心地良い環境作りに大切なのは温度だけではなく、湿度も重要です。人が肌で感じる温度や湿度を常に感じとれるように神経を研ぎ澄ましています。

この後増殖した酵母は自分の作りだしたアルコールによって死滅します。最後、絞る時期の見極めも重要なポイント。いいタイミングで絞ると美味しいお酒に、早すぎたり遅すぎたりすると「老香(ひねか)」という劣化した匂いや、「雑味(ざつみ)」という苦味が出るのだそうです。

大手メーカーのように設備が充実しているわけではありません。逆に今ある設備を最大限利用し自分たちにしかできない最高の酒を造りたい。そのためには温度や湿度を肌で感じたり、機械の敏感な音の違いに気付くのが重要なんです。なので五感を鍛え、感性を鍛えています。

豆知識
酒蔵見学の時気になったこの言葉「納豆を食べてる方がいたら良くない」。納豆菌が麹米に繁殖すると、スベリ麹と呼ばれるヌルヌルした納豆のような麹になってしまうのだそう。仕込みの時期に納豆は食さないというのは昔の人から伝えられた蔵人あるあるみたいです。

村重酒造杜氏が語る「和釀良酒 」のこころ

若くして杜氏に上りつめた日下さん―成功の裏側

日下さんは広島生まれの広島育ち。営業職を経て、20歳の若さで広島県の大手酒造メーカーで修行。若くして上りつめていきます。年上の蔵人を押しのけて行くのですから風当たりは強かったと言います。しかし慕ってくれる後輩が一人いました。彼が心の支えとなり、がんばることができました。出る杭が打たれるなら打てなくなるま出てやろうと奮起し、その後「千代の春酒造」にて、当時業界最年少、若干28歳の杜氏となりました。当時、一般的に杜氏になるまで、蔵人になって20年かかると言われていました。

このお話しを聞いてびっくり。実はaiは「千代の春酒造」があった広島県東広島の志和町出身。志和町は広島県の中でも自然豊かな盆地で冬は極寒で仕込み水も凍るほどだったそう。aiがまだ娘時代に同じ場所におられたことに胸熱でした。

その後岩国の村重酒造でもう一度蔵人として一からスタートし、杜氏に就任し今日に至ります。日下さんはこれまでの経験で「和釀良酒(わじょうりょうしゅ)の大切さがわかった」と悟ります。この言葉はみんなが和を持ってつくらないといい酒にならないという意味です。お酒は人とつくるものだから和を大切にして、これからもいいチームを作っていきたい。と語ってくださいました。

過酷じゃない?楽しそうな蔵人の共同生活

蔵人は生きている酵母をお世話するため、夜間もつきっきりです。蔵入りして春になるまで、約6ヵ月間家には帰らず、蔵で共同生活をするんです。日下さんは20歳から今まで32年間ずーっとこの生活を送ってきました。

ご家族も酒造りに集中しているのを知っているのでよっぽどのことが無い限り連絡してこないんだとか。本当に本当につらかった20歳の一年目の泊まり込みの後、実家に帰った時に両親から「ごくろうさま」と言われ、涙が出たことを今でも忘れられないと語ります。

半年間生活を共にするのは、正直長いです。若い蔵人とも信頼関係を築いて行く為にコミュニケーションを大切にしています。夜の食事時にはビールや焼酎、ワイン等飲み放題にしているそう(日本酒以外も飲んでオッケーみたいですねホッとしました(笑))。その時に酒の話しやいろんな話しをして親睦をはかるようにしています。誕生日祝いもしますし、クリスマスには家に帰れないので、家族が酒蔵にやってきてパーティーもしているそうです。

全盛期で仕事を引き継ぎたい

次世代の金冠黒松を担う若い世代に、最高の技術と、日本酒の伝統を受け継いでもらいたい。そのためにも、自分は早く引退したいんです。と日下さんは語ってくれました。若くして杜氏に上りつめた自分だからこそ、若い芽を摘みたくない。自分が持てる最高のパフォーマンスを引き継いで欲しいので、全盛期で引退をしたい。「自分も師匠から見守られていたというのが、今になってわかります。大切なことを伝えていきたい」とおっしゃったのが印象的でした。

「毎年自分に負けない仕事を」酒造りにかけた杜氏の想い

「日下無双(ひのしたむそう)」という杜氏の日下さんの名前が入ったお酒は、「いいものを造る」と毎年自分に課し、この名に恥じない仕事をしたい。という熱い想いが込められています。「お酒造りは、真心込めて手間暇を掛けるほど、想いを伝えることができるんです。それをこのお酒で表したい」と、なんとラベルのデザインまでご自身で作られました。

「日下無双」のかっこいい文字は日下さんの書。なんという素晴らしいセンスでしょうか。その他のラベルも書くこともあるのだそう。書家としても生きていけそうな腕前です。

 

 

蔵人や杜氏さんとお話しできる

ずーっと冬の間蔵に籠りきりなので、外部との情報交換は意義があると考えられているそうで、村重酒造では、お酒に興味がある方、杜氏や蔵人と話してみたい方、事前に予約の連絡をすればお話しを聞いたり、一緒にお酒を呑んだりできるそうなんです。最大5人まで泊まれる部屋があるらしいです(空きがあれば泊まれるらしいです)。まずは電話してみてくださいね。

 

 

おわりに

岩国には何度も遊びに来ているのですが、村重酒造の大きな杉玉は知りませんでした。杉玉を作った村重酒造はどんな企業なのかを取材し感じたことは、地域のつながりを大切にし、地域の方に支えられ愛されている企業なんだなということ。取材中も直売所にご近所(と思われる)の方がお酒を買いに来られていました。

酒造りの仕事って遠い世界のことだと思っていましたが、どの業界でも通じるところがあると思いました。誰にも負けず、自分にも負けない製品を作りつづけるというスピリッツ。どんな状況でもポジティブな方向へ持っていく考え方。その高い志と、技術を次の世代に伝承していきたいという想い。印刷会社で働くai一行も感銘を受け大変勉強になりました。

バイタリティ溢れる日下さんの話しはとっても楽しかったです。aiは失礼ながら日本酒について何も知らずにお話ししたのですが、わかりやすく教えてくださいました。お酒がどうやってできるのか?あまり考えもせず生きてきましたが、多くの手間暇がかかって真心が込められているものと知ることができました。お酒のみならず、全てのものに感謝してありがたく頂きたいと思っています。

村重酒造株式会社の高本さん、杜氏の日下さん、お忙しい中すてきなお話しありがとうございました。

  

杜氏データ

名  前 日下信次(ひのしたしんじ)
生年月日 昭和40年11月18日
趣味・特技 野球、身体を鍛える、年賀状250枚全部手描き(1ヵ月以上かかる)
好きなカープ選手 前田智則 鈴木誠也

元広島カープの前田智徳選手が達成した2000本安打の瞬間を激写されたそうです。なぜかシャッターが遅く落ちてしまうカメラ(笑)で撮影。タイミングが奇跡的に合い撮影できた一枚。やっぱり日下さんは何か持ってますね!安芸ん堂にくださいました。ありがとうございます。社内で飾っています。

 

ブランド米「牡蠣誉」や良質な野菜を生産するファーム安芸高田

こんにちは aiです。

「広島のよいモノ・よいコトを発信する」をモットーに活動する安芸ん堂の新企画、『広島の企業に聞く』。記念すべき第1回目は、株式会社栗本ホールディングス、有限会社ファーム安芸高田にスポットを当てることに決定しました。

広島の大手建設会社の一角を担う、株式会社栗本。そのグループ会社である栗本ホールディングスとファーム安芸高田。現在、ファーム安芸高田では20haの土地を利用して、米・椎茸・白ネギを栽培しています。

なぜ、建設会社である栗本が農業法人を立ち上げたのか?その成り立ちや今後の展望、苦労話にお米や野菜の美味しい食べ方まで、小島 隆司(こじま たかし)社長・凝重 尊志(こりしげ たかし)社長のお二人に色々とお話を伺ってきました。

ファーム安芸高田の凝重さん(左)と、栗本ホールディングスの小島さん(右)

▲㈲ファーム安芸高田 凝重尊志社長(左)と㈱栗本ホールディングス 小島隆司社長(右)

栗本ホールディングスは
グループ会社の運営を支える縁の下の力持ち

栗本グループ 関連会社一覧

栗本は、株式会社栗本組という建設会社として1952年に創業し、運送、土木や産廃、清掃など建設に関連する企業を設立してきました。グループ会社が増えていく上で、管理や効率化を図るために「栗本ホールディングス」が設立されました。

現在では、各社の業務分析や投資的な案件などにも取組んでいるそうで、ファームの営業力を高めるためのブランドづくりや東京での販売なども担っているそうです。

管理や効率面だけではなく、「各社を元気にすることがこの会社の役割」と小島さんは語ります。

栗本ホールディングスのホームページはこちら

 

建設業から農業?
ファーム安芸高田が生まれた理由

完全に世界が違うと思っていた建設業と農業。お話を伺うと建設業は土の扱いにも長けたモノづくりのプロ集団。「建設業→農業」という事例はそう珍しくないのだそうです。でもでも気になります。建設業から農業を始めたきっかけを聞きました。

創業者の出身地「安芸高田」

1965年以降、広島県北部では日本の農地改革で圃場整備(田んぼの区画整理)が土木事業で行われました。㈱栗本組(現在の㈱栗本)は、創業者の故郷でもある吉田町にて多くの圃場整備に従事しました。

農家が抱える問題を解決し、地域に貢献

栗本ホールディングス代表取締役 小島 隆司さん

しかし、数十年経った現在、田んぼの現状は農家の高齢化事情により一部が荒れ果て、休耕田と化してしまったものも多くあったそうです。

それを見かねた現会長 小島謙介氏の発案のもと、農地の復活と農業への新規事業展開をテーマとして2005年に有限会社ファーム安芸高田は設立されました。

実際に地元の方から「うちの畑を見てもらえないか…」という相談は多くあったそうです。

収益では無く、地元への恩返しとして地域活性化できればいいと考えています」と小島さんが語ってくださいました。

農業は生き物…問題と苦労だらけの出発

ファーム安芸高田 代表取締役 凝重 尊志さん

最初期のメンバーは二人のみ。小規模から始めた事業でした。

「まず経験者がいないことですね。見よう見まねでスタートしたので、その点は大変苦労しました。現在も毎年変化する状況に対応できるよう、ノートに記録をとり、農業の専門家からアドバイスをもらうということを繰り返しています。」と凝重社長。

田んぼの土作りから、事業展開への不安や若手の人材不足、そして高騰する農業機械。運用する上でも修理にはコストがかかり、現実的にはやはり収益を確保する必要もあり、試行錯誤の連続だったそうです。

農機具は高級車が買えるほどのお値段!
(なんとコンバインは700~800万円くらいするそう)

また、毎年同じことを行うだけと思っていたものが、気温や天候、環境の変化で結果が全く変わってくることから「農業は生き物」ということを強く実感されたそうです。

ファーム安芸高田 稲の苗  ファーム安芸高田 稲の苗  ファーム安芸高田 田植え

ファーム安芸高田 稲穂

現在は収穫したお米の4割程度を社員の家族や、これまで栗本が手がけた病院などに直販という形で販売、この他にもインターネットでの販売もしています。

 

牡蠣殻を使った広島ならではのブランド米
「牡蠣誉(かきほまれ)」

牡蠣誉(かきほまれ) 10kg

「ファーム安芸高田では、品質を向上させてブランド化しとるお米があるんです。」

と、やさし~い広島弁で凝重社長が紹介してくれたのは、牡蠣誉(かきほまれ)というオリジナルのブランド米。このお米は田んぼに牡蠣殻を粉砕した肥料を投入しているというこだわりのお米。

牡蠣殻を田んぼへ 牡蠣殻を田んぼへ

牡蠣殻にはミネラル分が豊富に含まれています。ミネラルは植物そのものに吸収されるのではなく、土や水質が浄化され綺麗なコメの環境になるのだそう。さらにカルゲン(水溶性カルシウム)を施肥することで二重に効果を期待できるお米なんだとか!

安芸高田町は広島県でも標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいので、コメは昼に日光を浴びぐんぐん育ち、夜の寒さでグッと身が引き締まり、その繰り返しでコメに甘味が増します。さらに、江の川の清らかな水で生産しているので、おいしいおいしい広島米になるそうです。

高級米として海外展開も!?

牡蠣誉(かきほまれ) 2kg 贈答用

現在牡蠣誉は、海外展開を見据えてブランディングされているそうです。海外では和食がブーム。寿司屋も増えていて、高級な日本のお米は海外でもきっと喜ばれることでしょう。

でも、その前に日本で食べたいですよね。パッケージもおしゃれ!これだけ素敵だったら贈答用になりますよね!(あ~安芸ん堂で販売できないかな〜チラッ)

牡蠣誉」と命名したのは、栗本グループの社員さんなんだとか。栗本グループ社員から公募したところ103点もの候補が上がりました。これだけ候補が集まるのは社員皆さんの期待の表れなのでしょうね。

牡蠣誉ってどこで買えるの?

ここまで読んでくれたあなたは、もう牡蠣誉を食べてみたくてたまらない筈。安心してください。ファーム安芸高田のHPから注文することができますよ!

【カキホマレ】
コシヒカリ版玄米10kg入り一袋 4300円

【コシヒカリ】
玄米10Kg入り一袋 4,000円
玄米30Kg入り一袋 10,000円

【アキロマン】
玄米10Kg入り一袋 3,500円
玄米30Kg入り一袋 9,500円

ファーム安芸高田のお米ご注文方法はこちら

 

大きな原木シイタケとシャキシャキの白ネギ

ファーム安芸高田ではお米の他にも「原木シイタケ」と「白ネギ」を生産しています。

ファーム安芸高田 原木しいたけ ファーム安芸高田 しいたけ収穫

「ひろしまジャンボ」と呼ばれる直径10cmを超える大きな原木シイタケは、肉厚でジューシー。ステーキにして食べると絶品なんだそうです。

贈答用にダンボール入りもあります。コレもらったら嬉しいなぁ。

ファーム安芸高田 原木しいたけ

贈答用のパッケージ

白ネギは安芸高田の寒暖の差が大きい土地柄に加え、綺麗な水もあり、甘みが強く、シャキシャキとした食感が楽しめる一品です。

ファーム安芸高田 白ネギの収穫風景

シャキッと音が聞こえてきそう。これからの季節、お鍋には欠かせない2つですね。

ファーム安芸高田の白ネギ 直販

どちらも安芸高田、八千代産直市で買えます。そして安い!

白ネギ 1月~3月 1袋(1~2本) 100円~130円
しいたけ 1月~3月 350g 500円

 

ファーム安芸高田の今後の展望

ファーム安芸高田の今後の展望について聞いてみました。

生産量は今の倍!作業の効率化を図りたい

田んぼを現在の20haから50haへ、原木シイタケの収穫量は2トンから4トン、白ネギは自然災害などによるロスの削減と品質向上だそうです。

生産量を現在の倍ほどに増やしたい…そのためには作業の効率化が必須です。作業効率を上げる取り組みの中にドローンを使った薬剤散布があります。ドローンを使うと通常1〜2週間かかる薬剤散布がなんと1日でできるのだとか!

農業をやる気のある若者はチャンス!

ファーム安芸高田を支えるスタッフの皆さん

現在ファーム安芸高田には、20代の青年が1名働いています。自分で農業をやりたいと、アルバイトから始めた、意欲のある若者なのだそう。ブログで発見。どうやらitouくんという人物のようです。先輩方にイジられながらも頼りにされているのが解ります。ブログを読んでみてください。

農業をやりたいという意欲のある若者大歓迎!そこのあなた!チャンスですよっ!

日々の様子が分かるファーム安芸高田のブログ『ファーム奮闘記』はオススメです。スタッフの方が交代で書いていらっしゃって、本格的な広島弁で語る人もいて面白いです。

農業の大変さ、しんどさはもちろんあるけれど、楽しく工夫しながら農作物を作っていく様子や、地域との関わりは見ていてほっこり。そしていつの間にか彼らを応援している自分に気付きます。真面目に作っているのが分かるから、ここで生産されたお米や野菜が食べたくなります。aiはハマっちゃいまして全部読んでしまいました。

ブログ『ファーム奮闘記』はこちら

 

終わりに

今回の取材で、栗本グループの地域を愛し、挑戦し続ける姿に感動しました。時代の変化を鋭く読みながら自分達らしく確実に歩みを進める。これは企業全体が社員や地域の方を大切にしてきたからこそ出来ることだと思いました。

また、子育て中のaiは、子どもにできるだけ安全な食べ物を食べさせたいと思っています。(日本中、世界中の父母が思っていることでしょう)ファーム安芸高田の農産物は子どもに安心して食べさせられるものだとわかり、一消費者としてもファンになりました。

「このお米はね広島で作ったお米なんだよ。実は田んぼに牡蠣殻を撒いちゃうんだよ。」と、子どもに説明しながら一緒に牡蠣誉のおむすびを頬張ることを楽しみにしています。

小島社長と凝重社長、この度は安芸ん堂の取材を引き受けていただき誠にありがとうございました。

栗本ホールディングス代表取締役 小島 隆司さん 栗本ホールディングス代表取締役
小島隆司(こじまたかし)社長
趣味:ランニング(週末のみ)
カープの好きなところ:人を育てるところが好き
【この食べ方がオススメ】
牡蠣誉:土鍋で炊くのが一番美味しい!
座右の銘:努力
ファーム安芸高田 代表取締役 凝重 尊志さん ファーム安芸高田代表取締役
凝重尊志(こりしげたかし)社長
趣味:ゴルフ
好きなカープ選手:新井選手
座右の銘:進歩
【この食べ方がオススメ】
広島ジャンボしいたけ:ステーキ!肉厚だからおいしい
逆さにして塩を振って電子レンジでチンするだけでもおいしいですよ
企業名 有限会社ファーム安芸高田
場所 本店:広島県広島市西区南観音7丁目14番20号
安芸高田事業所:広島県安芸高田市吉田町下入江1722番
URL https://www.farm.kurimoto-gr.co.jp/
TEL 082-293-8505